アサヒビールが大阪府と7分野で連携、11月には古墳群ビールも発売

大手ビールメーカー「アサヒビール」(社長:塩澤賢一)が、大阪府と包括連携協定を締結。その締結式が7日に「大阪府庁」(大阪市中央区)でおこなわれ、吉村洋文知事と近畿圏統括本部の荒ヶ田和也本部長らが出席した。

前身である「大阪麦酒会社」が1889年に設立され、11月に創業130周年を迎える「アサヒビール」。同協定の締結後の主な取り組みとして、2020年1月24日から「大阪創業130周年」記念ラベルの瓶ビールを販売。売り上げ1本につき1円を府が進める公民連携プロジェクトや府基金などに寄付し、大阪の活性化をサポートするという。

また、今月19日には「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録記念としてデザインラベルを販売し、百舌鳥・古市古墳群の保全のために1本につき1円が寄付。そのほか、農業の担い手支援の協力、女性や若者の就業促進に向けた連携、飲酒運転根絶への協力など、7分野において連携・協働が進められる。

「本来ならここにアサヒビールを置いて乾杯しようかと思っていた」と冗談を交えながら挨拶した吉村知事。府の取り組みでどんな目標が達成できたらおいしいビールが飲めるかと記者団から聞かれると、「松井一郎市長と進めている『大阪・関西万博』での大阪の成長に向けて、アサヒビールで乾杯したい!」と語った。

取材・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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