おしゃれなモダンデザインのルーツはバウハウス、その全容とは?

バウハウスの開校100年を記念して、その全容を紹介する展覧会が「西宮市大谷記念美術館」(西宮市中浜町)で12月1日までおこなわれている。

1919年に、建築家のヴァルター・グロピウスがドイツの古都ヴァイマールに設立した造形芸術学校「バウハウス」(1925年にデッサウに移転)。わずか14年の短い活動期間ながら、革新的な教育とその成果は現代にも大きな影響を与えている。

展覧会は全5部で構成。第2部「学校としてのバウハウス」では、イッテン、クレー、カンディンスキーをはじめとする教師陣の授業内容を紹介。過去に同校の授業をここまで深く掘り下げた展覧会は珍しく、本展の価値を高める役割を果たしている。また、観客が授業を体験できるコーナーも設けられている。

第3部では、家具、金属、陶器、織物、壁画、彫刻、印刷、広告、版画などの工房教育とそこで作られた製品を披露。第4部は1923年の「バウハウス展」と写真作品がテーマで、最後の第5部「バウハウスの日本人学生」では、水谷武彦、山脇巌、山脇道子、大野玉枝の活動が紹介されている。

バウハウスの「教育」に着目し、その活動と成果を大量の資料で見せてくれるのが本展の醍醐味だ。過去のバウハウス展とくらべても最上の部類に入るだろう。モダンデザイン、モダンアートが好きな人は必見。料金は一般1000円。

取材・文/小吹隆文(美術ライター)

(Lmaga.jp)

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