『正倉院展』人気で活性化を、奈良の商店街が一丸となって企画

全国から毎年約20万人が奈良へ訪れる、「奈良国立博物館」(奈良市)の『正倉院展』。10月26日の開幕に合わせ、「もちいどのセンター街」(奈良市餅飯殿町)で『もちいどの正倉院フェア』が初めておこなわれる。

醍醐寺の開祖・聖宝理源大師(しょうぼうりげんだいし)と縁が深いことから、その名前の「餅飯殿(もちいどの)」と名付けられ、奈良でもっとも古い商店街として親しまれる同センター街。「これまで『正倉院展』目当てのお客さまが喜ぶような、商品やサービスがありませんでした。天皇陛下の御即位のタイミングという記念すべき年ですので、立ち寄っていただくきっかけになるよう企画しました」と、担当者は説明する。

「正倉院はシルクロードの終着点」と呼ばれることから、正倉院やシルクロードにちなんだ商品や限定メニューを18店舗が企画。正倉院文様の絨毯やアイシングクッキー、シルクロード周辺ではおなじみの「チキンビリヤニ」などが登場したり、展示『シルクロード展~至高の美と技術~』を企画する店舗も。

ほかにも、「天平文様」を研究する藤野千代さんのトークショーや、抽選で総額100万円が当たるスタンプラリーもおこなう。「もちいどのセンター街」は、近鉄奈良駅近くの「ひがしむき商店街」を南下し、三条通りを越えて、観光名所である「ならまち」までの間にある約250mの通り。期間は11月14日まで。

(Lmaga.jp)

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