大阪・天王寺公園に、新エリア「てんしばイーナ」が今秋オープン
大阪市・松井一郎市長は17日の定例会見で、「天王寺公園」(大阪市天王寺区)内に新エリア「てんしばi:na(イーナ)」を11月22日にオープンすると発表した。
「天王寺公園」は、動物園、美術館、慶沢園といった特色ある文化・観光資源のある公園。同市では2015年から、官民連携でそのエントランスエリアを「てんしば」としてリニューアル。にぎわいを創出するだけでなく、動物園来場者を大幅に急増させるなど結果を残してきた。
2017年からは「天王寺動物ゲートエリア魅力向上事業」として、近畿不動産とともに、さらに魅力を向上させるために再整備。その整備が完了した新エリアが「てんしばi:na(イーナ)」となる。
同施設には7つのテナントが出店。「もうひとつの動物園」をテーマにしたグッズショップ「ズークル」のほか、高さ最大8メートルの屋外アスレチックコースやボルタリング施設、バーベキュー施設や飲食店が誕生し、来場者のワクワク感を盛り上げるという。
松井市長は会見で、「イーナをはじめとする天王寺公園や動物園エリアは、都会の真んなかでさまざま体験ができる賑わいの場になった。ぜひお越しいただき、より魅力的になったこのエリアを楽しんでいただきたい」と語った。
11月21日には、一般を対象にした先着500名の内覧会も開催。翌22日から24日のオープニングイベント『てんしばi:naオープニングカーニバル』では、式典のほか、動物とのふれあいコーナーやパフォーマ-による演奏などが予定されている。
取材・写真/岡田由佳子
(Lmaga.jp)