桂雀三郎「爆笑ネタがもっとできたらええな」と意欲

落語家・桂雀三郎が、11月に「サンケイホールブリーゼ」(大阪市北区)で独演会を開催。それに先立ち10月8日、大阪市内で会見が開かれた。

1971年4月、22歳で桂枝雀(当時小米)に入門した雀三郎は、師匠譲りの爆笑ネタで高座をにぎわせる一方、カントリーバンドの「桂雀三郎withまんぷくブラザーズ」としても活動。大ヒットした『ヨーデル食べ放題』は現在、JR鶴橋駅の発車ベルとしても親しまれている。

昨年古希を迎えた雀三郎は、「落語家という商売は、年を取れば取るほど面白い。ええ年したじいさんが、アホなこと言うてるのは面白いじゃないですか」と楽しんでいる様子。

「だから、ええ仕事やなと思います。まだまだ(年齢に)収まらんようにやっていれば、どんどん面白くなるんじゃないかなと思っています」と活力にあふれている。

今後は、「大ネタというより、ごく普通の面白いネタを自分の得意ネタにしていきたい。いわゆる爆笑ネタがもっとできたらええなと思っています」と意欲的だ。

11回目を迎える今回の独演会では、ギターが登場する新作落語『G&G』、上方落語には珍しく悲恋を描いた『立ち切れ』、師匠の枝雀の十八番でもあった陽気な噺の『天神山』と、それぞれ毛色の異なる3席を披露する。

『桂雀三郎独演会』は、11月17日・昼2時から。チケットはS席4500円、A席4200円で、発売中。

取材・文・写真/岩本

(Lmaga.jp)

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