35周年の怒髪天「楽しさ100%、これで食おうと思って始めたものじゃない」

怒髪天の増子直純が18日、FM OH!の番組『Music Bit』(月~木曜・16時)にゲスト出演。今年、結成35年を迎えるバンドについて語った。

35年にも及ぶバンド活動について、「楽しかったことが100%。最初、ハードコアパンクバンドから始まっていて、これで食おうと思って始めたものじゃないんで。楽しいだけで来ましたね。バンドは働きながらやるもんだと思ってたんで。だから全然ゆっくりというか、自分たちのペースでやってきた」と振りかえった増子。

10月16日には、35周年記念盤となる、その名も『怒髪天』をリリース。ジャケットの題字は御大・北島三郎によるものだ。「1991年に書いていただいたものを、もう1回使わせていただいて。我々、北海道出身なんで、やっぱり北の偉大な先輩に書いてもらおうと。直接お会いして、書いていただいて。ただごとじゃないですよ、その迫力たるや。(当時所属していた)クラウンレコード社長室の真ん中に北島さんがいて、脇に社長がいるという。社長よりも偉い。すごいですよ」とコメント。

同盤には、総勢220名のプロが参加したトリビュート曲『オトナノススメ~35th愛されSP~』も収録。「ベース6名、ドラム6名で、さらにギター13名、ボーカル&コーラス合わせて220名という。いや、スゴいですよ。もう『ウィー・アー・ザ・ワールド』ですよ。情報量が多くて、1回聴いたくらいじゃ分からない。まあまあ、カオスですよ。これ1曲録るのに、アルバム2枚分の予算を使っちゃって。ディレクターはもう真っ青!」と、増子は笑いながら語った。

10月は怒濤の全国ツアーがスタート。関西エリアでは、10月24日に奈良「ネバーランド」、29日に兵庫「姫路ベータ」(完売)、11月19日に滋賀「U☆STONE」、来年2020年1月11日に大阪「BIGCAT」で予定されている。

(Lmaga.jp)

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