美しいトースト、祇園・和食店の新展開カフェ
京都・東山区のカフェ「cafe attomos(カフェアットモス)」が8月にオープンしてから、フルーツを使ったトーストの美しさがインスタを中心にSNSで拡散し、人気を呼んでいる。
フルーツを薄くスライスして、バラの花のように仕上げるなど写真に撮らずにはおられないビジュアル。店主の今裕子さんは「まずは目で楽しんでもらい、帰る時には、しっかりおいしかったって言ってもらえる店を目指しています」と、季節ごとのフルーツを使ったトースト(9月はペアトースト1400円など)が主役だ。
実は、この店を営むのは、祇園にある取材NG、一見さんお断りの和食店(名前は非公開)。「和洋折衷のデザートを出したり、和風カフェではなく、ちゃんとカフェとして楽しんでほしい。でも、和食店だからできることやこだわりが詰まっています」と、今さん。
板前修業を積んだ店長が、注文を受けてからだし巻きを焼く熱々の「だしまきサンドイッチ」(900円)や本店のまかないから始まった丹波牛のA5ランクを使った「MAKANAI ?CURRY」(1200円)なども人気で、和のおかずにご飯と赤だしが付く日替わりプレートもある(料金はすべて10月1日以降変動の可能性あり)。
現在はトーストに注目が集まっているが、今後は食事処としても人気が出そうだ。営業は朝9時から16時半。
取材・写真/天野準子
(Lmaga.jp)