新生「K-1」大阪大会、ド派手KO連発でナニワを熱帯夜に

『K-1 WORLD GP JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』が24日、「エディオンアリーナ大阪」(大阪市浪速区)で開催され、豪快なKO連発で7800人超満員の観客を沸かせた。

この日おこなわれた「日本vs世界・5対5」は全試合がKO決着という神がかった展開。身長200cmのシナ・カリミアン(イラン)を重量級の圧巻KOで下した元・機動隊員の愛鷹亮は、試合後のインタビューで「倒すなら右のフックしかないと狙っていた。感触は今でも残っていて、意外と『ゴツン』ではなくて、布団を『ふわっ』とやったように柔らかかった」と、ジャイアントキリングとなった熱戦を振りかえった。

また、元プロボクシング西日本新人王の大泉翔を、戦前の宣言どおりパンチのみで下した木村“フィリップ”ミノルは、「パンチでのKOは目標どおり。(サミ・ラミリをKOした)野杁選手やピケオー選手を倒せるように仕上げていきたい」と同イベントを盛り上げたファイターを意識したコメントを語った。夏の大阪の夜をド派手に彩った「新生K-1」。次回大会への期待がさらに高まる一夜になった。

取材・写真/上地智

(Lmaga.jp)

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