漫画「ちはやふる」の主人公が、小野小町ら王朝の歌姫を応援

柿本人麻呂や小野小町など、36人のすぐれた和歌の詠み人を描いた鎌倉時代の絵巻物『佐竹本三十六歌仙絵』を中心に、和歌の雅な王朝世界を紹介する展覧会が、10月12日から「京都国立博物館」(京都市東山区)でおこなわれる。

和歌を記し、同時に歌仙の姿を描いた「歌仙絵」は、王朝貴族や宮廷を中心に数多く描かれ、今日の百人一首に通じる伝統文化のひとつとされている。その本展の応援サポーターに、競技かるたの魅力を描いた漫画『ちはやふる』の主人公・千早が就任。作者の末次由紀さんによる描き下ろし作品が発表された。

また、「三十六歌仙も百人一首も、36や100という数字でまず世界を閉じたこと、まとまりを作ったことが、時代を超えることができた大きな要因だと感じています」と、末次さんからのメッセージも。

1919年に1歌仙ずつ分割されてしまった絵巻物が、100年ぶりに集結する特別展『流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美』は、11月24日まで開催される。料金は一般1400円(前売)。

(Lmaga.jp)

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