奈良で蓮寺巡り、宗派を越え薬師寺・唐招提寺・喜光寺・西大寺

奈良市の西ノ京エリアで毎年6月から8月にかけて開催される夏の人気企画『ロータスロード特別ご朱印めぐり』が、6月7日から始まった。

同エリアで蓮(英語でロータス)の花を育てている4つの寺、「薬師寺」(奈良市西ノ京町)「唐招提寺」(奈良市五条町)「喜光寺」(奈良市菅原町)「西大寺」(奈良市芝町)を周遊するこの企画。期間中は、特別御朱印やオリジナル散華がプレゼントされることもあって、幅広い世代に人気を集める。

当初は3カ寺でおこなわれていたが、2018年から「西大寺」が参加しパワーアップ。西大寺の佐伯俊源さんは、「蓮は仏さまが座る蓮台から分かるように仏教と縁があり、生命力の花。(この企画で)命の根源を見出してもらえたら」と意気込み、喜光寺の高次喜勝さんは、「ひとつのエリアでこれだけ宗派を越え、お坊さんが中心になって企画を考えているのは珍しい」と説明した。

同期間は蓮を楽しむさまざまな企画がおこなわれ、無料イベントも初開催。特別講師と参加寺僧侶らによる『楽しく学ぶ蓮講座』(7月13日・薬師寺)は、共通拝観券購入者が無料で食、芸術、歴史から蓮を学べる内容だ。(要予約、先着200名)。

そのほか、写真教室や早朝参拝、フォトコンテストも開催。期間は8月18日まで。「四ヶ寺共通拝観券」(3800円、2000枚限定、特別御朱印・オリジナル散華付)は、参加寺や観光案内所にて販売中。

取材・文・写真/いずみゆか

(Lmaga.jp)

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