宝塚歌劇団宙組によるミュージカル『オーシャンズ１１』が、７月２１日に「東京宝塚劇場」で千秋楽を迎える。その公演の模様が、全国の映画館で生中継される。

ラスベガスのカジノホテルを舞台に、１１人の男たちがホテル王を出し抜いて金庫破りに挑む映画『オーシャンズ１１』。ハリウッドスターの豪華共演と痛快でロマンチックなストーリーが人気の同作を、２０１１年に宝塚歌劇が世界初ミュージカル化。初演を星組が演じ、２０１３年に花組が再演。その後も続く熱い再演希望の声に応え、今年４月に宙組による上演が実現した。

妻への愛ゆえ大胆な行動を示す主人公ダニー・オーシャン役は、宙組トップスター・真風涼帆が演じる。そのヒロイン・テス役にはトップ娘役・星風まどか。真風と、芹香斗亜（ダニーの親友・ラスティー役）は、ともに２０１１年の新人公演でも同役を演じており、満を持して８年ぶりに新しい魅力を吹きこむ。個性豊かな登場人物たちとのスリリングな掛け合いも、同公演の面白さのひとつだ。

ライブ・ビューイングは７月２１日に全国の映画館で実施され、開演は１５時半。チケットの先行抽選販売は６月１日から、一般販売は７月６日から。料金は全席指定で４６００円。

(Lmaga.jp)