大阪・中崎町に和室ホテル、日本の文化を紹介

さまざまな宿泊ニーズに対応すべく、ホテル「STAY Vintage NAKAZAKI」(大阪市北区)が、中崎町で5月13日に開業。2棟のうち1棟が全室和室となっている。

ITベンチャー企業「TRASTA」が手掛ける、インバウンド向けホテルブランド「STAY」は、その街ごとにデザインやコンセプトを変更。アメリカ村にある1号店では、ストリート感を活かすため「アンダーコンストラクション(工事中)」がテーマ。今回の新施設は、昔ながらの街並みが残る中崎町らしさを体感できるように「レトロ」だ。

EAST館では、部屋に入ると、ちゃぶ台と座椅子。自ら布団を敷くスタイルとなっており、日本らしい宿泊体験をしてみたいという海外観光客へ需要に対応。また、フロアごとの共有スペースでは、自由に遊べる大正~昭和の玩具、漫画コーナーなどを設け、日本文化を紹介している。

もう一棟のWEST館は趣向を変えて、大人数で泊まりやすい2階建てベッドが2つある4人部屋、1人宿泊者用のドミトリー(相部屋)、和室もあるデラックスツインルームがそろう。周辺には飲食店も多いため、レストランやカフェは併設していないが共有スペースのお茶などのドリンクは自由にいただける。宿泊費は和室1名利用で1万円~、2名利用で1万2千円から。4名用は1室1万6000円~。

(Lmaga.jp)

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