文字サイズ

京都の新ホテル、16人の作家が客室をアート空間に

 Mon Koutaro Ooyamaの「NETFEX-Absolute Dragon-」。壁面と天井にペイントが施されており、天井の壁は複雑な形状となっている
1枚拡大

客室すべてを日本人アーティストが手がけたホテル「BnA Alter Museum(ビーエヌエー・アルター・ミュージアム)」(京都市下京区)が、5月17日にオープンする。

16人の気鋭アーティストが31室を手掛けており、ただ絵を飾ったり描いたりするだけではなく、部屋の形や家具、素材まですべてがひとつのコンセプトに貫かれた作品となっている。また、宿泊費の一部をレベニューシェアとしてアーティストに還元するのも大きな特徴だ。

室内の様子はさまざま。Mon Koutaro Ooyamaは室内全体にペイントを施し、宿泊客にリラックスした色彩体験を提供する。梅田哲也の部屋には水が流れ、光を駆使したオプティカルなオブジェが置かれている。河野ルルは2室を手掛けており、1室はトンネルのような空間に壁画が描かれ、宙に浮いたベッドで眠りにつける。もう1室は「偕老同穴」という海洋生物をテーマに、深海を表現した空間が作られている。ほかにも、EYヨ(BOREDOMS)、中野裕介(パラモデル)、真鍋大度(Rhizomatiks)など錚々たるアーティストが名を連ねており、特別な宿泊体験を提供してくれる。

1階と2階にはバーとカフェがあり、宿泊客以外も利用可能。非常階段部分には10階建ての「ステアケースギャラリー」があり、階段を上りながら高さ6メートルを超える巨大な展示室をのぞきこむ縦型ギャラリーで、実験的な展示を展開する。宿泊は諸条件により異なるが、1人1泊1万5千円からと、宿泊体験を考えれば手頃では?

取材・文/小吹隆文(美術ライター)


(エルマガジン)

関連ニュース

デイリーペディア

関西最新ニュース

もっとみる

主要ニュース

ランキング(芸能)

話題の写真ランキング

デイリーおすすめアイテム

写真

リアルタイムランキング

注目トピックス