明石家さんまの師匠・笑福亭松之助の追悼番組、貴重映像も

いま注目の噺家をクローズアップし、落語一席を放送する『らくごのお時間』(MBS)。24日の放送回では、2月22日に93歳で亡くなった、上方落語界の最長老・笑福亭松之助の生涯を振りかえる。

明石家さんまの師匠として有名な笑福亭松之助は1925年、兵庫県神戸市生まれ。22歳のとき、五代目笑福亭松鶴に入門。その活動は落語だけにとどまらず、喜劇役者として、現在の吉本新喜劇の前身となる「吉本ヴァラエティ」に出演したり、台本を手掛けたりした。俳優として映画やドラマにも出演する一方、バラエティ番組にも出演。マルチな活動ぶりで人気を博した。

その一方、戦後の落語復興に尽力した噺家のひとりでもあり、古典落語にとどまらず、新作落語も手掛け、そのなかに五代目松鶴が残した速記録『上方はなし』をもとに作り上げた『桜の宮』がある。番組では、約40年前に松之助から『桜の宮』の稽古をつけてもらったという桂南光から、当時の話を聞く。また、1993年に「痛快!明石家電視台」で放送したさんまとの師弟対談や、松之助による落語『桜の宮』の貴重な映像も披露。この模様は、3月24日・朝5時から放送される。

(Lmaga.jp)

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