「まんぷく」を感じる限定麺・百福元味をリアルに実食
人気ラーメン店「一風堂 池田店」(大阪府池田市)が、「チキンラーメンが生麺だったら」というコンセプトで2003年に作った、同店限定の醤油ラーメン『百福元味(ももふくもとあじ)』。今回、味わいを一新すべく、麺やスープ、トッピングなどすべてを進化させ、26日より販売を開始する。
いよいよクライマックスをむかえるNHKの連続テレビ小説「まんぷく」のモデル、日清食品創業者・安藤百福さんが「インスタントラーメンの開発ではなく、ラーメン屋を作っていたら」というテーマで、「一風堂」創業者の河原成美さんが開発したラーメン『百福元味』。開発当時は安藤百福さんも試食したという。
店主の熊本智明さんは、「開発当時の『百福元味』を、ブラッシュアップして再現しました。一番のポイントは、チキンラーメンの香ばしさを、ごぼう香油で表現したところです」と自信をみせる。揚げたごぼうの香りがアクセントになった地鶏スープと深みのある醤油が、太めのちぢれ麺にからみ「チキンラーメン」をしっかりと感じられる仕上がりに。
阪急宝塚線・池田駅から「カップヌードルミュージアム」への道「麺ロード」沿いにある同店。インスタントラーメンを生み出すまでの苦闘や歴史を紹介するミュージアムとセットで楽しめば、放送終了後も「まんぷく」の余韻にどっぷり浸れる。
取材・文・写真/太田浩子
(Lmaga.jp)