花組次期トップ娘役に華優希が決定、さらに初の横浜アリーナ公演など105周年で攻める宝塚歌劇

宝塚歌劇団が、花組次期トップ娘役を入団5年目の華優希(はな・ゆうき)に決定。また、史上初の「横浜アリーナ」公演開催などを発表し、105周年を迎えて新たな勢いを感じさせるニュースとなった。

絶大な人気を誇る花組トップスター・明日海りおの相手役、仙名彩世(せんな・あやせ)の4月28日付け退団にともない、新花組トップ娘役に就任する華。2017年の『はいからさんが通る』で花村紅緒役に抜擢。コメディセンスまで発揮し、愛らしいヒロインを造形した。昨年のヒット作『ポーの一族』では、バンパネラとして生きる永遠の美少女・メリーベル役を、可憐な容姿や芝居心を活かして好演。エドガー演じる明日海との「美貌の兄妹ぶり」も観客の目を引きつけた。

また、花組男役スター・鳳月杏(ほうづき・あん)が、4月29日付けで月組へ組替えすることも発表。大人の色気も表現できる実力派の鳳月は、昨年の博多座花組公演『あかねさす紫の花』にて、明日海と役替わりで中大兄皇子を演じるなど、堂々とした舞台姿にますます磨きがかかっている。華やかな花組男役スピリッツを、「芝居の月組」でどう活かすのか目が離せない。

なお、明日海りお・華優希の新トップコンビのお披露目公演は、「横浜アリーナ」でのコンサート『恋スルARENA』(6月25日~26日)。2014年には元星組トップスター・柚希礼音が「日本武道館」でコンサートを成功させたが、それに並ぶ注目を集めるだろう。6月15日~7月2日には、テレビドラマや映画で人気を博した『花より男子』を、花組男役スター・柚香光(ゆずか・れい)主演で「TBS赤坂ACTシアター」にて上演。挑発的だが憎めない美男子・道明寺司(どうみょうじ つかさ)をどのように演じるか、期待せずにはいられない。

文/小野寺亜紀

(Lmaga.jp)

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