大阪市立科学館のプラネタリウム、春に刷新。最新の投影機に

「大阪市立科学館」(大阪市北区)が、プラネタリウムと展示場4階の一部リニューアルし、3月30日にオープン。14年ぶりの更新となるプラネタリウムの新投影機は、最新技術を駆使したものとなる。

大阪市制100周年事業として、平成元年(1989年)に誕生した同館。日本で物理、化学、天文教育などのトップクラスの専門スタッフが在籍し、子どもはもちろん大人まで魅了されるサイエンスショーでも有名だ。ただ、展示物などは設置から20年以上経っているものも多かったため、11月30日から休館して改装している。

今回の目玉となるプラネタリウムは、東京・有楽町に2018年12月にオープンした「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」や「スカイツリー」などを手掛ける「コニカミノルタプラネタリウム」に約3.2億円かけて依頼。最新型の投影機「インフィニウムΣ(シグマ)」を同館に合わせてカスタマイズした専用機だという。

本来の星の輝きや明るさや天体運動などをリアルに投影し、本物の空の動きを実現。また、同館で働く専門スタッフが、対面で解説できるようにリモコンも導入し、ライブ解説プラネタリウムの向上を目指す。それと同時に、通路などの安全を確保するために改修をおこなうという。

4階の展示物も一部リニューアルされ、参加型を意識。プロジェクションマッピング、ほかの惑星などでの体重が分かる展示などが登場予定。休館中は、リニューアル情報や最新の天文情報などは同館のSNSで配信している。

(Lmaga.jp)

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