はるな愛「幼少期の頃から周りとのギャップに苦しんだ」

タレントのはるな愛が、「和泉シティプラザ」(大阪府和泉市)でおこなわれたLGBTなど性的マイノリティの人権問題への理解を深める講演会『一人ひとりの個性があって、ええねんで!』(10月13日開催)に登壇。自身の人生を振り返りながら、LGBTについて語った。

体は男で生まれてきたが、中身は女性だったはるな。冒頭、「幼少期の頃から女の子の服やおもちゃで遊びたい気持ちと、男の子として扱われてしまうことのギャップに苦しんできましたた」と打ち明けた。

当時の写真とともに、これまでを振り返ったはるな。思春期の頃はいじめに合い、苦しくて自殺したいと思ったこと。性転換手術を受けた後、当時付き合っていた彼の実家に行くと親から別れるよう頼まれたことなど、リアルで思いのこもった話に、時折はるなも来場者も涙ぐむシーンが見られた。

講演の最後には、中学生から「私は男の子も女の子も好きになる。どちらが好きかわからない。どうすればいいですか?」と質問。それに対して「勇気を出して質問してくれてありがとう」と握手を交わしたはるなは、「どちらも、好きと思えることは才能。女性でも男性でもあなた自身がしっくりきて、愛おしくいられる人を見つけてほしい」とアドバイスした。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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