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宝塚月組『エリザベート』、珠城りょうの新たなトート像に期待

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宝塚歌劇団で日本初演(1996年)後より再演を繰り返し、観客動員240万人を突破する大ヒットミュージカル『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』が、月組で2年ぶりに再演される。

黄泉の帝王トート(死)と、悲劇のオーストリア皇后・エリザベートとの愛にスポットを当てたロマンティックな舞台で、演じる組、スターによって異なる魅力を引き出してきた本作。

初演・一路真輝のクールに舞台を支配するトート、豊かな感情表現と色気で魅了した麻路さき、近年では耽美的な妖しさが際立った明日海りおや、ミステリアスな雰囲気の中にトートの哀しみまで潜ませた朝夏まなとなど、全く味わいの異なる黄泉の帝王が存在した。

10代目のトートは、現在5組のなかで最も学年の若いトップスターの珠城りょう。今年大劇場公演のショー『BADDY(バッディ) -悪党(ヤツ)は月からやって来る-』で、前代未聞の大悪党をアグレッシブに、男役の色気を存分に放って魅せた珠城だからこそ、驚くようなトートを生み出すのではと期待が高まる。

また、自由を求め続けた美貌の皇妃エリザベートは、月組トップ娘役を6年以上務め、今作で退団する愛希れいか。華も実力もある彼女のエリザベートは見ごたえがあるだろう。

そのほか、演技力と歌唱力を兼ね備えた美弥るりかが、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ役で新境地に挑むほか、暗殺犯ルキーニ役は月城かなと、皇太子ルドルフ役は暁 千星・風間柚乃の役替わりとなっている。全編美しい音楽で彩られるが、出演者は難しい譜面と格闘する今ミュージカル。だからこそ組力がアップすると言われる作品で、月組の底力を見せてくれるに違いない。公演は「宝塚大劇場」(兵庫県宝塚市)にて、8月24日から10月1日まで。チケットは7月21日に発売。

文/小野寺亜紀


(エルマガジン)

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