先日、芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」に所属することを発表したタレント・マキタスポーツ。そんななか、６月２４日に『マキタスポーツの退所報告会』と題したイベントが、「ロフトプラスワンウエスト」（大阪市中央区）で開催される。

漫才コンビ・浅草キッドが主宰していたライブ『浅草お兄さん会』で２８歳にして遅咲きのデビューを果たし、もっかコメディアン、俳優、ミュージシャン、作家としてマルチに活躍中のマキタスポーツ。今年、芸能生活２０周年イヤーとして、マキタの原点とも言える音楽と笑いの融合ライブ『オトネタ』を、東京・丸の内のライブレストラン「コットンクラブ」で華々しく復活させた。しかし４月には「かなり特殊な仕事の仕方をしている我々のマネジメントをしてくれる人がいなくなってしまった」との理由により、「オフィス北野」を退所する意向を表明。

「芸能生活２０周年、４８歳の迷子、否、待機児童ならぬ待機中年」という独自の表現で新たなマネジメント先を探しつつ「フリーエージェント」として芸能活動を続ける予定だったが、なんと本イベントの開催を待たずして「ワタナベエンターテインメント」への入所を発表。当日は退所の顛末はもちろん、新事務所契約に至るまでの秘話も期待できそう。本イベントは２０１４年の名著『すべてのＪ-ＰＯＰはパクリである』の文庫化記念も兼ねており、特定の肩書きには収まらないマキタ・ワールドをディープに味わえること間違いなしだ。料金は当日３５００円（要１オーダー５００円以上）。

文／井口啓子

(Lmaga.jp)