轟悠と望海風斗、タカラヅカの骨太な名作を再演

2000年に宝塚歌劇団雪組で初演され、当時の雪組トップスター・轟悠が『文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞』を受賞したミュージカル『凱旋門』が再演される。

ドイツから亡命しパリに暮らす外科医ラヴィックを演じるのは、現在専科に所属する轟悠。復讐の思いを秘めた男が1人の女性と恋に落ち、生きる希望を見出していく様を、再び轟がどのような演技で見せるのか注目だ。また、雪組トップスター・望海風斗扮するボリス・モロゾフ役が、歌の面も含めさらに大きな役として描かれるという。第二次世界大戦勃発前の激動期に生きる亡命者であり、ラヴィックと深い友情で結ばれているボリス。大人の男同士ならではの芝居や、『いのち』など力強い名曲の数々が、ドラマティックに届けられるだろう。

ポルトガル語で「美しい猫」という意味のタイトルがついた同時上演の『Gato Bonito!!』は、タカラヅカでも人気の高いラテン・ショー。ときにセクシーに、ときに祝祭的に魅せるショーは、日常を一気に忘れさせ別世界へと誘う。クールな面と熱い面を併せ持つ望海風斗が、猫からイメージする姿をラテンの世界でバラエティ豊かに表現。好評だった前作のショー『SUPER VOYAGER!』で活躍を見せた、雪組出演者の個性も大いに輝くはず。公演は6月8日から、「宝塚大劇場」(兵庫県宝塚市)にて。チケットは5月5日発売。

文/小野寺亜紀

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス