関西で住みたい街ランキング1位は西宮北口、穴場は塚口

不動産・住宅サイト『スーモ』による『住みたい街ランキング2018 関西版』の発表会が14日、大阪市内でおこなわれ、関西圏の人々が住みたい街(駅)総合1位に「西宮北口」(阪急神戸線)、2位に「梅田」(地下鉄御堂筋線)、3位に「神戸三宮」(阪急神戸線)が選ばれた。

関西圏に居住している20~49歳の男女4600人を対象にインターネットによるアンケート調査を実施。にしきたの愛称で親しまれる「西宮北口」は梅田・三宮へ約15分、宝塚行きの阪急今津線との乗り換えも可能というアクセスのよさや、近くに「関西学院大学」があり学生が多いこと、駅直結の商業施設「阪急西宮ガーデンズ」にはファミリー層が多く訪れているなど、幅広い世代から人気で、20・30・40代の各年代で1位を獲得した。

注目すべきは、前年の18位から大きく順位を上げた10位の「草津」(JR東海道本線)。JR草津駅の東口には「阪急オアシス」と「近鉄百貨店」、西口にはリニューアルした「エイスクエア」があり、その周辺にはクリニックが多数。育児支援サービスも充実していることから、子育て世帯から多く支持を獲得。草津市の人口も年々増加している。

一方『穴場な街ランキング2018 関西版』で1位となったのは、再開発が進んでいる「塚口」(阪急神戸線)。阪急神戸線の塚口駅は通勤特急を使うと梅田まで約9分、またその徒歩圏内にはJR塚口駅も。アクセスが良いわりに、家賃が比較的安く、また商業施設や公園も充実しており、利便性と住みやすい環境が魅力のようだ。

スーモの池本洋一編集長は「住みたい街の基準として、交通利便性の高さや、商業施設や飲食店の充実は関東・関西ともに1位2位を占めるのですが、治安の良さ(関西3位、関東は5位)を重視している点が、関西の特徴かなと思います。西宮北口の人気はしばらく続くと思いますが、今後、梅田の北ヤードや神戸三宮の再開発が進んでくれば、ランキングにも変動があるかもしれない」と分析した。

【住みたい街(駅)ランキング2018 関西版】

1位:西宮北口(阪急神戸線)/2位:梅田(地下鉄御堂筋線)/3位:神戸三宮(阪急神戸線)/4位:なんば(地下鉄御堂筋線)/5位:千里中央(北大阪急行)/6位:夙川(阪急神戸線)/7位:天王寺(地下鉄御堂筋線)/8位:岡本(阪急神戸線)/9位:江坂(地下鉄御堂筋線)/10位:草津(JR東海道本線)

【穴場だと思う街(駅)ランキング2018 関西版】

1位:塚口(阪急神戸線)/2位:尼崎(JR東海道本線)/3位:大津(JR東海道本線)/4位:東三国(地下鉄御堂筋線)/5位:梅田(地下鉄御堂筋線)/6位:武庫之荘(阪急神戸線)/7位:江坂(地下鉄御堂筋線)/8位:天王寺(地下鉄御堂筋線)/9位:千里中央(北大阪急行)/10位:十三(阪急神戸線)・伊丹(阪急伊丹線)・明石(JR山陽本線)

(Lmaga.jp)

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