外国人観光客向け夜のコンテンツ、大阪が補助
大阪を訪れる外国人観光客に向けた、夜の楽しみ方を提案する『ナイトカルチャー発掘・創出事業』。その補助を受け、伝統芸能を活かした公演『OSAKA トラディショナル・エンターテイメント』が、1月・2月に「国立文楽劇場」(大阪市中央区)で開催される。
海外からの来阪者数が5年で約5倍と増加するなか、いまだ観光コンテンツの整備が追いついていない大阪。特に夕方から夜にかけてが深刻で、2017年より大阪府は夜間におこなわれる公演などに補助をおこない、活性化を図っていっている。
その補助を受けておこなわれる今回の公演。伝統芸能である文楽と浪曲を「デントウ(伝統)テインメント」と名付けPRする総合監修の東野ひろあきさんは、「ワークショップで、『人形はこうやって動きます。ほら生きてるようですね、触ってみますか・・・』、こんなのはもう見飽きてる。もうちょっと楽しませながら見せる工夫がいる」とアイデアを絞っているようだ。
文楽がベースの『文楽Show』(1/15・23・24)は、落語家の桂佐ん吉をナビゲーターに迎えてその魅力を紹介。ロックを交えて浪曲を語る『春野恵子の浪曲Show』(2/1・19・20)では、『進ぬ!電波少年』のケイコ先生として知られる浪曲師・春野恵子が登場する。チケットは2000円、チケットぴあほかで発売中。
(Lmaga.jp)