まあるいコンセプトカー、いろんな形が大阪南港に

国内外から未来のクルマが集まる『大阪モーターショー』が、「インテックス大阪」(大阪市住之江区)で開催中。近未来を彷彿させるクルマのデザインは、相対的に丸みを帯びており、女性ならずとも思わず「かわいい!」と声を上げるほど。そんな魅力あふれるコンセプトカーをいくつか取り上げる。

会場の1号館にあるホンダブースでは、同社が本格的にEVモデルの技術とデザインの方向性を示した「Honda Urban EV Concept」と「Honda Sports EV Concept」が展示。「Urban~」は、人や暮らしに寄り添うスモールカーを目指し、「キビキビした走りの楽しさと愛着を感じる親しみやすさを表現した」という。

2号館には、日産がEVの次世代を見据える「Nissan IMx」。レーダーや小型カメラ、AI技術で実現した完全自動運転もさることながら、曲線のボディに直線が散りばめられ、そのデザインからも力強さを感じる。また、スズキによるコンパクトSUVの新提案が「e-SURVIVOR」。おもちゃのようなフォルムは、2030年を想定したコンセプトカーだ。

続いて3号館のトヨタのブースには、最も多くのコンセプトカーが登場。人だかりのできた「TOYOTA Concept-愛i」シリーズは、感情認識などで人を理解する技術を備え、ヘッドライトは瞬きまでする。

ほかには、燃料電池自動車「Fine Comfort Ride」、ハイブリッド・スポーツカー「GR HV SPORTS concept」、SUVテイストのバン「Tj CRUISER」なども。

また、同じく3号館には、独自路線で環境を考えるマツダブースも。これまで以上に低燃費で環境に優しい新世代ガソリンエンジンを搭載した「MAZDA 魁 KAI CONCEPT」は、美しい流線型のデザインだ。

4号館のダイハツブースにもコンパクトSUVやママのための軽自動車など多くのコンセプトカーが。なかでも昭和のクーペを継承した「DN COMPAGNO」、ミゼットの使い勝手を受け継ぐ「DN PRO CARGO」はそれぞれのクラシックカーと展示され、よりデザイン性が引き立つ。

最後の5号館には、自動運転などを導入したスバルの「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」と三菱がEVを導入するSUV「MITSUBISHI e-EVOLUCION CONCEPT」が展示。どの会場にもコンセプトカーがあり、老若男女問わず熱心にカメラに収める姿が見られた。開催は11日まで。

(Lmaga.jp)

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