H ZETT M、神戸でピアノ独演会

話題の超絶ジャズトリオ・H ZETTRIO(エイチ・ゼットリオ)のピアニスト・H ZETT M(エイチ・ゼット・エム)が、来年4月30日に兵庫「神戸新聞松方ホール」(神戸市中央区)にて、ピアノ独奏会を開催する。

H ZETT Mは、ロックやジャズを軸としながらもクラシック、ラテン、ヒップホップなどの素養を感じさせる幅広い音楽性と、それらを支える確かな演奏テクニックで多くの音楽ファンやアーティストから支持を集めるピアニストであり、稀代のエンターテイナー。近年は椎名林檎や木村カエラのサポートメンバーとしても活躍し、椎名林檎が音楽監督とスーパーバイザーを務めた五輪旗の引き継ぎ式の映像でも楽曲が起用されるなど、神出鬼没の活躍を見せている。

H ZETT Mとしては2007年に1stアルバム『5+2=11』(ゴッタニ)でデビュー。2012年には、この時代だからこそ生身の人間の可能性を追求しようと、ひたすら音楽を奏でるというテーマのもと、グランドピアノ1台と自らの肉体だけで全26曲レコーディングを収録した『未来の音楽』を発表。2013年には、その続編となる『魔法使いのおんがく』を発表した。

これらの作品を機に始まった独演会スタイルのライブは、完全単独演奏によるピアノソロコンサート。もともとアグレッシブでアクロバティックな鍵盤プレイに定評がある彼だが、ピアノ1台を基盤にさまざまな機材を駆使して2時間以上に渡り、トリッキーな世界観を展開する「ピアノ独演会」はほかでは絶対に体験できないものだ。鼻を青く、瞼を黒く塗ったピエロのような様相で、「無重力奏法」と呼ばれる実験性と高度な芸術性が融合した超人的パフォーマンスを生で体感できる、アメージングな一夜をどうぞ。一般の先行発売は12月2日から。

文/井口啓子

(Lmaga.jp)

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