森永ミルクキャラメルが、神戸でバウムに
バレンタインなどの期間限定ショップで人気のあった森永製菓のコンセプトショップ『TAICHIRO MORINAGA』が11月22日、「大丸神戸店」(神戸市中央区)に初の常設店をオープンした。
同店では、日本人に新しいお菓子を体験してもらいたいと、110年以上前に森永製菓を創業した故・森永太一郎の名を掲げ、お菓子づくりの技術と厳選した材料で「お菓子をこえる『をかし』な体験を届ける」ことをコンセプトにした商品をそろえる。
初登場は、おなじみの「ミルクキャラメル」風味のソースを生地に練り込んで焼いたバウムクーヘンに、4種類のチョコレートをコーティングした「キャラメルバウム」。キャラメルの香りと味が広がるふんわりしたバウムクーヘンに、抹茶・キャラメル・いちご・ホワイトのチョコレートがアクセント。食べやすいサイズで個別包装されており、「ミルクキャラメル」デザインがプリントされたパッケージはかわいらしくお土産にも喜ばれそう。
また、50歳代以上には懐かしいチョコレート「ハイクラウン」が、リニューアルされて8種類のラインアップに。多くの人に支持されていた商品ゆえに「ハイクラウンを知らない若い世代の人にもぜひ食べてもらいたい」と広報の藤田ゆずえさんは話す。ほかに、やわらかなチョコレートをあぶることで真夏も常温保存できると人気の「エアレーション プルミエ」や、ガーナ産カカオを砕いてキャラメル技術でコクを出したティーバッグ型のお茶「薫る水出しカカオティー<ガーナ>」、しっとりとコクのある「極み焼きフィナンシェ」が販売される。
取材・文・写真/太田浩子
(Lmaga.jp)