鈴木京香「北村藤吉は本当にええ息子」

朝の連続テレビ小説『わろてんか』の出演者やスタッフ、総勢22名にNHK大阪放送局がインタビュー。松坂桃李が演じる藤吉の母親・北村啄子(つえこ)役を演じる鈴木京香のコメントが届いた。

「前に出演した当時のことを思い出しながら、俳優という仕事を学び直しています」と、『君の名は』(1991年前期)以来の朝ドラ出演となる鈴木。大阪船場の老舗米問屋「北村屋」を、女手1つで切り盛りしてきた啄子を演じるが、「厳しいように見えるけれども、誰に対しても分け隔てなく接し、飾ったり取り繕ったりすることもない人柄なんだろう」と分析する。

「方言で演じるお仕事が大好き」と話し、「市川崑監督の『細雪』が大好きで、何度も繰り返し見てきたので、船場言葉のやさしい抑揚のつけ方や、おっとりした語り口に憧れていました。ただ、啄子は自分が矢面に立って米問屋を采配しなければならなかったので、どうしてもぶっきらぼうな言い回しが多くなってしまいます。憧れの船場言葉のたおやかさを消したくないと思いつつ、啄子ならもう少し厳しい口調なのではと、最初の頃は心のなかでせめぎ合いがありました」という。

ヒロイン・葵わかなについては、「本当にしっかりがんばっていて、私がヒロイン・真知子を演じた『君の名は』では、自分はここまでできていなかったかも。彼女は本当に聡明で、そのしっかりした立ち居振る舞いに、私のほうがハッと気づかされることが多々あります」。松坂演じる息子の藤吉については、「子どもがそのまま大人になっちゃったんでしょうね。母親としてはハラハラしますが、周りからみたらとても魅力的。だからこそ、てんちゃんのような素敵な女の子も、うちの息子を選んでくれたんだと思っています。顔はええし、頭もええし、本当にええ息子やと思います(笑)」。

最後に、「朝ドラは、ヒロインの成長ぶりが楽しみの1つ。期待して見ていただきたいです。また、セットが細部までおもしろく作りこまれているので、そこにもご注目ください。例えば、寄席に貼ってある千社札をよく見るとキャストにちなんだ名前だったりしますし、北村屋で売っているお米も凝った名札がついていたりと、とにかくいろんな発見があると思います」とメッセージを送った。放送は2018年3月31日までの全151回。

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス