桂文枝と西川きよし、劇場復活に喜ぶ
2008年の「うめだ花月」閉館から9年ぶりとなる25日、大阪・梅田の地に吉本興業が劇場「よしもと西梅田劇場」(大阪市北区)をオープン。この日おこなわれたオープニングセレモニーに桂文枝と西川きよしが登場し、梅田の劇場復活を喜んだ。
「我々にとって梅田に劇場ができるのはありがたいこと」と文枝。「私は、師匠のお手伝いが終わって『うめだ花月』で観てるときに、『うめだ花月』の部長さんから『吉本に来えへんか』と声をかけていただいた。『うめだ花月』に出られるのが、ほんまうれしくて」と吉本興業に入った経緯も明かした。
閉館した「うめだ花月」は、吉本新喜劇が生まれた場所。西川は、「昭和21年に横山やすしさんとコンビを組ませていただいて、それまでは新喜劇の通行人のAでした。家内と初めて出会ったのも『うめだ花月』なんです」と当時を振り返った。
「なんばグランド花月」の改装工事中は、こけら落とし公演『限定!おでかけなんばグランド花月』と題し、吉本新喜劇や漫才、落語など多彩な演目が上演。工事終了後も2018年8月25日まで公演がおこなわれる。
(Lmaga.jp)