大阪のレトロ印刷 10周年で記念イベント

印刷の「ズレ」や「かすれ」を利用した素朴でレトロな仕上がりで、全国のクリエイターから人気の大阪の印刷会社「レトロ印刷JAM」(大阪市北区)。その創業10周年を記念したイベント『レトロ印刷大博覧会』が、7月22日から開催される。

一色ずつ色を重ねていく版画のような孔版印刷を利用した、手作り感あふれる「シルクスクリーン」という印刷方式の「レトロ印刷」。懐かしい「わら半紙」や「クラフト紙」などさまざまな種類の紙と、ツヤプリや金インクなど、自分の好きなように組み合わせて印刷できることから、個展のDMやショップのチラシ、ライブのフライヤー、個人の名刺など毎日注文が絶えない。工場に併設されたショップでは、初心者でも作成できることからクリエイター以外にも、自分だけのオリジナルのバッグをシルクスクリーンで製作しに訪れる人の姿が多く見られている。

今回のイベントでは、これまでに印刷され、保管され続けた10年分の印刷物約36000種以上を一挙に公開。ほか、ガリ版印刷体験、シルクスクリーンを使った手ぬぐいやマルシェバッグ作りなどワークショップや、DJみそしるとMCごはん、CASIOトルコ温泉ら、レトロ印刷に関わりの深いアーティストの印刷工場ライブ(無料)、工場見学ツアーなど、さまざまな企画が開催される。紙ものに興味がある人は、この機会にレトロ印刷ならではのズレやかすれを体験してみては。期間は8月6日まで。

(Lmaga.jp)

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