岩合光昭の、京都で暮らすねこ写真展
動物写真家の岩合光昭が、京都で暮らす猫を撮影した約150点の作品を発表。『ねこの京都』と題した写真展が6月4日まで、「美術館「えき」KYOTO」(ジェイアール京都伊勢丹7F・京都市下京区)でおこなわれている。
岩合は、地球上のあらゆる地域をフィールドに活躍する一方で、ライフワークとして身近な猫を40年以上にわたって撮り続けており、猫に関する著書も多数。本展では、桜や紅葉など、四季折々に移りゆく京都の街の風景にとけこむ猫たちのかわいい表情がたまらない。舞妓さんやお寺の住職ら、京都で暮らす人と猫とのかかわりにも、思わず笑みがこぼれる。
「猫を撮影していたら、いつの間にか、敷居が高いと思っていたはずのこの都が、心地よくなっていた」と岩合。猫が案内してくれた『ねこの京都』を堪能できる。料金は一般800円ほか。
(Lmaga.jp)