「情熱大陸」にボクサー・村田諒太

2012年のロンドン五輪で実に48年ぶりの日本人初の金メダリストとなった村田。どこへ行っても「金メダルの村田」と言われることに違和感を覚え、翌年にプロ転向。見事デビュー戦で東洋太平洋ミドル級王者に勝利しプロとして華々しいスタートを切った。5月28日の毎日放送『情熱大陸』では、村田の知られざる苦悩と葛藤に迫る。

WBA世界ミドル級王座決定戦。ゴング終了後、勝利を確信した村田は笑顔を浮かべていただけにまさかの「判定負け」に観衆は騒然とし、本人も呆然とした表情を浮かべていた。あれから4年。12戦無敗9KOというプロ戦績をひっさげ13戦目で世界タイトル戦を迎えた村田に再び番組のカメラが密着。村田は言う。「まだ自分を強いと思ったことがない。だから一度でも自分を強いと思いたい」。

日々のジムでの練習に加え、体幹トレーニング、初動負荷トレーニング、ビジョントレーニング(目の感覚を磨くトレーニング)などボクシングの役に立ちそうだと聞くトレーニングはどんどん取り入れ、常に試行錯誤を続ける日々。読書家でもある彼の口からは、著名な心理学者や哲学者が書いた本の言葉が次々に飛び出し、その人生観の深さや闘いに向けての自らの心の整え方が垣間見える。「金メダリストなのだから勝って当然。王者になって当たり前」というプレッシャーと常に闘い続けた31歳。世界初挑戦に向けてもがき続けた「悩める金メダリスト」の知られざる素顔と、その心のひだをカメラが追った。この模様は、5月28日・23時から放送される。

 

(Lmaga.jp)

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