入江悠監督「一石投じる作品ができた」

時効を迎えた未解決事件の殺人犯が、22年後に名乗り出てくる映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』。その先行試写会が25日、大阪市内でおこなわれ、主演の藤原竜也と入江悠監督が登壇。舞台挨拶をおこなった。

2009年にメガホンをとった映画『SR サイタマノラッパー』が「インディーズ映画の金字塔」と絶賛され、一躍注目を集めた入江悠監督。以降、『日々ロック』(野村周平主演・2014年)、『ジョーカー・ゲーム』(亀梨和也主演・2015年)、『太陽』(神木隆之介&門脇麦主演・2016年)と、メジャーのフィールドで話題作を次々と手掛けてきた。その一方、『SR』の高い評価がいろんなものへの足枷にもなってきた。

かつて、自身のブログで「映画を見せようと努力すればするほど貧乏になる」(映画監督入江悠 日記より抜粋)という状況を告白した入江監督。そんな監督について、テレビドラマで共演したことがある藤原は、「僕は、映画で本当にご一緒したいと思っていたので、この作品(のオファー)が来たのがうれしかった。テレビのときに、『映画を撮りたいって思えば思うほど遠ざかって、お金も逃げていって集まらない。どうにかして日本の映画界を変えたいんだ』って監督がおっしゃていて・・・」とコメント。

それを聞いて入江監督は、「やさしいんですよ。ドラマのときに僕が『なかなか映画が撮れない』って話したのをずっと覚えていて、『今回、一緒にできましたね!』って言ってくれるんです。グッときました」と語り、「素晴らしいキャストと数え切れないほどのスタッフと作り上げて、日本の映画に一石を投じる作品に仕上がったと思います。ぜひよろしくお願いいたします」と力強く語った。映画は6月10日から公開される。

(Lmaga.jp)

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