マルチな活躍、星野源の魅力は「ライブ」

ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』での好演とテーマソング『恋』(阪神電車「甲子園駅」の列車接近メロディーにも起用)の大ヒットで一躍、お茶の間の人気者となった星野源が『LIVE TOUR 2017「Continues」』を開催。関西では、5月27日・28日に「神戸ワールド記念ホール」にて、7月22日・23日に「大阪城ホール」にてライブをおこなう。

2000年代初頭より、エキゾチック・インストゥルメンタルバンドのSAKEROCK(サケロック)のリーダーとして活動し、好事家から人気を集めていた星野。2010年には細野晴臣の薦めもあり、ソロシンガーとしての活動をスタートさせ、1stアルバム『ばかのうた』でシンガーソングライターとしても高い評価を集めた。また、松尾スズキの劇団・大人計画に所属する役者としても着実なキャリアを重ね、映画『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』で、数々の映画賞を受賞するなど、あくまで自然体ながらもリアルな演技は、コアな映画ファンからも絶賛されている。

2012年から2014年にかけて、くも膜下出血のため断続的に活動停止を余儀なくされるが、完治復帰後は、音楽活動のマネジメントを「カクバリズム」から「アミューズ」へ移し、メジャーシーンで怒濤の快進撃を展開。昨年末の『NHK紅白歌合戦』にも2年連続で出場し、恋ダンスで日本中を熱狂させるなど、アンダーグラウンドのカリスマから国民的スターへと昇りつめた彼だが、そんな世間の熱狂もなんのその、ご本人はあいかわらずの飄々ぶり。バラエティ『LIFE!~人生に捧げるコント~』では見事な3枚目キャラで爆笑コントを披露、ラジオ『星野源のオールナイトニッポン』では、あの草食男子な風貌でしれっと下ネタトークも披露したりする意外性も、老若男女問わずの愛されキャラのヒミツ!?

最近では、文筆家として『働く男』『そして生活は続く』『星野源雑談集1』といったエッセイや対談集を多数上梓するなど、マルチとしかいいようがない活躍ぶりの彼だが、その魅力をダイレクトに味わえるのは、やはりライブにほかならない。お客さんを前に生で歌う際は、必ず「こんにちは、星野源です!」と自己紹介するという彼のライブは「自己表現よりも、とにかく楽しんでもらいたい」というエンターテイナーとしての魅力がぎっしり。全会場、入場年齢制限ナシなのでお子さんもOK。みんなでハッピーに歌い踊るべし! 争奪戦が予想されるチケットは4月15日に発売される。

文/井口啓子

(Lmaga.jp)

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