林遣都、市原悦子の言葉は「生涯宝物」
直木賞作家・乃南アサのベストセラー小説を、近年めざましい活躍をみせる林遣都主演で映画化した『しゃぼん玉』。その関西での公開初日となる25日、大阪「テアトル梅田」に林遣都と東伸児監督が登場。舞台挨拶をおこなった。
親に見捨てられ、通り魔や強盗傷害を繰り返してきた孤独な青年・伊豆見を演じた林。舞台挨拶冒頭で、「今日はお越しいただき、ありがとうございます。(最前列の)お母さんが今、涙されていて、改めてこの映画に参加できて幸せだったなと感じることができました」と挨拶。
同作品は、伊豆見が人を刺し、逃亡途中に迷い込んだ宮崎県のとある村で、市原悦子演じる老婆を助けたことをきっかけに、伊豆見の荒んだ心に変化が訪れるという物語。林は市原との共演について、「みなさんのイメージ通りの、ホントに心のやさしいおばあちゃんでした」とコメント。そして、「(市原から)『林さんとの共演は忘れられないものになりました』という言葉をいただいて。その言葉は生涯宝物。もっと役者業を頑張って、ずっと見ていただけるようになりたい」と、今後の活動への意気込みも語った。
また、同作には藤井美菜、相島一之、綿引勝彦らも出演。3月25日より「テアトル梅田」「シネマート心斎橋」「京都シネマ」で公開される。
(Lmaga.jp)