気鋭の写真家・映画監督が、神戸で個展

神戸を代表する写真ギャラリー「KOBE 819 GALLERY」(神戸市中央区)が、海岸通から三宮町に移転。JR・阪神元町駅から徒歩約3分の好立地にリニューアルオープンし、その第1弾として『日比遊一写真展』が2月25日よりおこなわれます。

日比は米国・ニューヨークを拠点に活動する写真家・映画監督です。写真作品は世界各国の著名なコレクションに収蔵され、ニューヨークタイムズ紙でも取り上げられました。故・高倉健のドキュメンタリー映画『健さん』(2016年)は、モントリオール国際映画祭のワールド・ドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞しています。

本展では、写真家のロバート・フランクをテーマにしたドキュメンタリー映画『A WEEKEND WITH MR.FRANK』の制作時に、日比自身が撮影した写真作品が展示されます。同作は、フランクと故・元村和彦(編集者で、写真集制作を通してフランクをスランプから救った人物)の絆を捉えたものです。2人の友情や写真にかける情熱が詰まっており、世界初公開の作品も含まれています。初日の夜には日比によるトークショー&レセプションパーティーも予定(要予約、参加費1500円)。写真ファン、映画ファンは見逃せません。

文/小吹隆文(美術ライター)

(Lmaga.jp)

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