ヒッチコックの無声映画、京都でプレミア上映

『サイコ』『北北西に進路を取れ』など数々の名作を手掛け、「サスペンス映画の神様」として映画史にその名を轟かせるアルフレッド・ヒッチコック。そんな彼のサイレント時代の9作品が、京都「MOVIX京都」にて上映中だ。

ハリウッドに渡る前から母国・イギリスでも多くの作品を手掛けていたヒッチコック。そのサイレント時代の作品は保存状態も悪く、散逸した作品が多かったが、今回、英国映画協会が中心となって、サイレント時代の9本の作品を完全修復。各国に散らばっていた最良のプリントを集めて、一コマずつデジタル修復を施し、公開当時の姿に甦らせた。

今回のジャパン・プレミア上映では、イギリス最初のトーキー映画として製作された『恐喝(ゆすり)』(1929年)以前に製作された、デビュー作の『快楽の園』をはじめ、『下宿人』、『ふしだらな女』、『農夫の妻』、さらにはサイレント版の『恐喝』まで。ヒッチコックの若き日の才気溢れる全9作品が一挙に上映される。

期間は3月3日まで。料金は一般当日1800円、学生1500円、高校生以下1000円ほか。全作品、音楽付き、またはピアノ生演奏による音楽付きで上映される。

(Lmaga.jp)

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