六甲ケーブル85周年、山上で特別展

「100万ドルの夜景」と評される六甲山からの神戸市街の眺め。そんな絶景スポットへのアクセスとして利用される「六甲ケーブル」(神戸市灘区)が今年開業85周年を迎え、3月から記念イベントがおこなわれる。

ロープウェイと異なり、車両につながれたケーブルを巻上機で牽引することで1.7km、高低差493.3mを約10分で結ぶ同路線。昭和13年の阪神大水害で土橋駅(現在の六甲ケーブル下駅)が倒壊した被害を乗り越えて、いまも山上と山下を結び続けている。

歴代車両や駅の写真パネルをはじめ、六甲ケーブルの歴史を年表で振り返る本イベントは、「六甲山上駅」で3月1日から4月9日まで開催。また、開業記念日に当たる3月10日にはセレモニーと鏡割りが行われ、地元・灘の酒「福寿」が来場者に振る舞われる。外国人観光客の利用者も年々増加し、魅力が再注目されてきているケーブルカーの歴史を知る良い機会となりそうだ。

(Lmaga.jp)

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