サッカー天皇杯、56大会ぶり大阪決戦

プロ・アマ交えて試合が行われ、毎年元日に優勝チームが決まる『天皇杯 全日本サッカー選手権大会』。年明けに「市立吹田サッカースタジアム」(大阪府吹田市)で行われる第96回大会の決勝戦は、56大会ぶりの大阪決戦で、しかも4万人規模の本格的なサッカー専用スタジアムで初開催となる。

近年は、現在改修中の「国立霞ヶ丘陸上競技場」が元旦決勝の聖地とされてきたが、実は第1回から46回までは各地で開催されており、戦前には今の「阪神甲子園球場」の南に当時位置していた「甲子園南運動場」で、1960年代には京都の「西京極総合運動公園」の競技場などで開催されていた。

前回の大阪決勝戦は第40回大会で、会場は今はなき「靭サッカー場」(大阪市西区)。この会場では天皇杯だけでなく『全国高校サッカー選手権大会』の決勝戦も行われるなど当時のサッカーの聖地で、レジェンドの釜本邦茂らもプレーしていた。なお、第40回の優勝チームは古川電工(現在のジェフユナイテッド市原・千葉)。

そして、いよいよ2017年1月1日は「市立吹田サッカースタジアム」で決勝戦。残念ながら関西勢のチームは敗退してしまったが、半世紀以上ぶりに大阪で天皇杯が掲げられるシーンは、地元のサッカーファンにはたまらないはず。決勝戦のキックオフは14時。NHK総合で生中継される。

文/谷知之

(Lmaga.jp)

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