駅と列車もアートな「瀬戸内芸術祭」

3月20日開幕の『瀬戸内国際芸術祭2016』開催地の一つ、宇野港(岡山県玉野市)。直島や豊島・小豆島などへ出発するフェリー・高速船乗り場があり、海の玄関口としても知られる。この港周辺はもちろん、JR宇野みなと線沿線でもアートが鑑賞できる。

JR岡山駅~宇野駅間を結ぶ「宇野みなと線」では4月9日から観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ、フランス語で「旅行かばん」の意味)」が運行。白い車体に、窓をかばんのように見立てたラッピングが施されたデザインで、アートの旅を盛り上げてくれる。

これに合わせ、沿線の4駅をイタリア人アーティストのエステル・ストッカーが、「JR宇野みなと線アートプロジェクト」としてまるごとアート作品に。春期は宇野駅と八浜駅、夏・秋期では備前田井駅と常山駅がアート化される予定で、駅ごとに変化する風景に注目だ。また、常山駅周辺では「田んぼアート」も期間限定で登場。4月頃には、満開のレンゲで作られる春らしいアート作品が車窓に広がる。

宇野港周辺では新たな移動手段となるアート作品も登場。「終点の先へ」(小沢敦志)は、放置自転車を再生し、レンタサイクルとして利用できる「乗れるアート」。自転車ごとフェリーに乗って島々をめぐることもできる。利用時間は9:00~17:00、1日600円。貸し出しは宇野港インフォメーションセンターにて。

(Lmaga.jp)

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