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深見東州氏クリスマスイベントにニコラス・ケイジ登場

 クリスマス絵画コンサート・ジュエリー・時計展示会!!に登場したニコラス・ケイジ(左)と深見東州氏
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 芸術家で歌手の深見東州氏(67)が今月17~20日の4日間、ウエスティンホテル東京で「クリスマス絵画コンサート・ジュエリー・時計展示会!!」を開催した。クリスマス仕様にデコレーションされた会場には、深見氏が手掛けた絵画、版画が飾られ、ステージでは深見氏が連日、クリスマスソングなどを熱唱しムードを盛り上げた。さらに日替わりで豪華ゲストも登場したが、最終日にはハリウッドスターのニコラス・ケイジ(54)がサプライズで登壇するなど、会場はゴージャスな夢のクリスマス空間となった。

 クリスマスの装飾で彩られた楽しいムードが漂う4日間にわたったコンサート。その最後の最後に深見東州氏は、アッと驚くプレゼントを用意していた。

 日替わりで豪華ゲストが登場してきたステージ。その最後を飾ったのは、大トリにふさわしい大物俳優。ハリウッドスターのニコラス・ケイジだった。

 深見氏の「どんな役にもなれるニコラス・ケイジさんです」との呼びかけで姿をみせると、会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。「こんばんは!」と、流ちょうな日本語でのあいさつに、さらに大きな拍手が巻き起こった。

 今回は深見氏こと半田晴久氏の招待を受けて来日した。そのためニコラス・ケイジは事前に半田氏の著書を読み、考え方や生き方を理解した。「非常にポジティブな方。たくさんのチャリティー団体を運営され、良いことをたくさんされている」との印象と同時に、自分との共通点があることも知った。

 「半田氏は文学の教授をしている。僕の父(オーガスト・コッポラ)も比較文学の教授なんだ。さらに半田さんはブラインドゴルフを支援している。父も目が不自由な方のための活動をしている。触覚だけで芸術を楽しむことができる美術館を造った。父と半田氏の共通点は、やさしい心の持ち主だ」

 お互いにより親しみを持つキッカケには十分。開始早々からトークは盛り上がった。親日家で知られるニコラスは、父の方針で日本人学校に通い、黒澤明、三船敏郎の映画作品やアニメを見て幼いころから日本文化に触れていたことを明かした。

 この日もアニメの話題になった瞬間、声のトーンを上げた。「『勇者ライディーン』が好きなんだ。あのロボットが大好きで、ロスのリトル東京で買った。今日も半田さんと食事に行くけど、その後(お台場に)大きなロボット(ガンダム)を見に行くんだ」。そんな言葉に深見氏が「これはどうだ?」とおなじみマジンガーZの主題歌を熱唱すると、ニコラスは「よく知っている。実は昨日会った時、マジンガーZのTシャツを着ていたんだ。自分の家のバスルームにはでっかいフィギュアがあるよ。今は宮崎駿のアニメが好き。違う世界に連れていってくれるからね。家には葛飾北斎の絵を宝物として飾ってある。北斎なくして日本のアニメはなかった」と、アニメ愛など意外な一面を次々と明かした。さらに夢のような提案も飛び出した。

 「私の日本好きは、ここでとどまらないよ。いつかゴジラとかすばらしく、美しい怪獣を集めた美術館を日本に造ってほしい。先生一緒にやろうよ。ディズニーランドもあるし、怪獣ランドを造ったら世界中から子供が集まるよ」

 そんな言葉に「これからの時代は日本のアニメ、コミック、映画。最先端の作品にはニコラス・ケイジさんしかいない。パッションがあるからね」と深見氏。アニメ以外にも、ニコラスは半田氏(深見氏)が主催するゴルフ大会への出場を熱望するなど、次なる夢のステージへ2人の固い結束から何が生まれるかが注目される。

 ニコラス以外にも今年のクリスマスパーティーには、続々と大物が出演した。19日には「HANDA Watch World」のアンバサダー・藤岡弘、に加え英国人歌手のキャサリン・ジェンキンスが登場したが、安倍晋三首相も「似ている」という公認の藤岡と深見氏。キャサリンが登壇時には、似ている2人を間違えるようなドッキリ!を仕掛け、盛り上げた。ほかにも深見氏がクリスマスソングやアニメソングなどを熱唱した。

 今年は3月にバラク・オバマ前米大統領を招聘(しょうへい)し、締めくくりもハリウッドの大物を呼ぶなど、その人脈を駆使した活躍をみせた深見東州こと半田氏。「漢字ひと文字で振り返れば『楽』。楽しかった」と言い、来年はラグビーW杯、再来年は東京五輪&パラリンピックが開催されることから、新たに「車いすラグビーのスポンサーをしたい」とのプランも明かしていた。

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