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ISPSシニアトーナメント開催 柳沢がツアー初V!

 シニア優勝を逆転で勝ち取った(左から)柳沢伸祐とISPS半田晴久会長
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 半田晴久氏(66)が会長を務めるISPS(一般社団法人 国際スポーツ振興協会)主催の男子ゴルフのシニアツアー「ISPS HANDA シニアシリーズ with PGA 第37戦 ISPS ハンダカップ フィランスロピーシニアトーナメント」が16日から18日まで埼玉県の越生ゴルフクラブで開催され、柳沢伸祐(51)がプロ25年目でツアー初優勝を飾った。17日と18日に同時開催された出場資格68歳以上の「ISPS スーパーシニア」は海老原清治(68)が優勝した。

 ゴルフ界のレジェンドが顔をそろえた大会を制したのはツアー未勝利の柳沢だった。首位のマイヤー(米国)と1打差で迎えたパー3の17番。カップまで約20ヤードの第2打をグリーンの外からパターでねじ込んでバーディーを奪うと、マイヤーがボギーとして逆転。最終18番はバーディーで締め、逆転優勝を決めた。

 柳沢は「初優勝ができて、これからスタート(前の紹介)の時に『1勝』と呼ばれることをすごくうれしく思います。私にとって記念になる大会です」と感無量。大会を主催するISPSの半田晴久会長も「(柳沢は)51歳、(出場資格50歳以上の)シニアではルーキーの次の年ぐらい。(柳沢が)初優勝をしたのは、新人にデビューする場とチャンスを与えたということで、我々としては大変うれしい」と喜んだ。

 半田会長は、この大会の特色に「スーパーシニア同時開催」、「予選カット」、「ハンダ熱血枠」の3つを挙げる。シニアツアーで予選カットが採用されているのは日本プロシニア、日本シニアオープンとこの大会のみ。その他の大会では有名選手が最終日まで見られるように予選カットがないが、そのため出場選手数も限られる。予選カットを採用することで、より多くの選手が参加できる。

 半田会長は「我々は株式会社ではなく一般社団法人なので、対費用効果よりも対社会効果を考えている。少しでも多くのシニアゴルファーが公式戦に出て賞金を稼ぐというテーマで、有名無名にかかわらず実力で勝負する。最終日に有名選手が落ちても、これもまたゴルフの面白さじゃないかということでやっている」と、その意義を説明した。

 ハンダ熱血枠とは、シード権を持たない選手がトーナメント出場資格を獲得する予選会の2次QT(クオリファイングトーナメント)まで出場した選手にチャンスを与えるもの。賞金総額1千万円の大会を開催し、上位10人が今大会に出場した。半田会長は「熱血枠から予選を突破した選手が4人おりました。公益団体として、ゴルファーのみなさんに場とチャンスを与える、勇気づける。アマチュアがそれを見てまた勇気づけられる。フィランスロピーというのは社会貢献という意味ですから、これにふさわしい活動ができたのも(PGAの)倉本昌弘会長のおかげ。こういう枠を作ってくれたということで、非常にゴルファーから感謝されております」と手応えを感じていた。

 ISPSがシニアトーナメントの主催を始めたのは07年。シニアツアーの年間試合数が1ケタに落ち込む中、賞金総額1億円の大会を開催したことが活性化につながり、今年は18試合が行われるまでになった。半田会長は「けん引するものが引き揚げたら、またトーンダウンしてしまう。どんなことがあっても辛抱強くやる」と大会の継続を誓った。

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