近江・小川、内角攻め“珍特訓”

実戦形式の守備練習で投球する近江・小川(撮影・保田叔久)
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 「選抜高校野球」(21日開幕、甲子園)

 第87回センバツ高校野球大会の甲子園練習が16日、スタートした。

 ドラフト候補の近江・小川良憲投手(3年)は、大会4日目の第3試合でぶつかる九産大九州対策のため“特訓”に取り組んでいることを明かした。

 左打者を苦手としているが、九産大九州のラインアップには6人の左打者が並ぶ。そのため「懐をしっかりつけるように」とブルペンではマスクやレガーズ、プロテクターで完全防備した打者を左打席に立たせ、投球練習を行っている。

 もちろんぶつけるシーンが数多くあり「そういうこともあったので勝って仲間に恩返ししたい」と力を込めた小川。昨夏の甲子園もエースとしてマウンドに立った右腕は、厳しい練習に付き合ってくれる仲間のためにも優勝を目指す。

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