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ケイバ熱盛ブログ「ダービー。兄弟の縁、オーナーとの縁」(5月28日)

 栗東・井上です。いよいよ、ダービー。取材も背筋がピンとなります(普段がだらけているワケではありませんよ)。藤原&岩田望の師弟タッグ、横山典、和生、武史の横山一家そろい踏み、凱旋門賞参戦を描く武豊=キーファーズなど…。毎年のことですが、注目ポイントを挙げればきりがない。ダービーの裏側にあるドラマにワクワク感が増幅します。

 兄弟コンビで挑むのはプラダリアです。兄の池添謙一Jと弟の池添学調教師で挑んだG1は、これまでに5回。19年朝日杯FS(グランレイ)の3着が最高着順で、ダービーは昨年のヴィクティファルスに続く2年連続2度目となります。

 年齢はひとつ違いですが、性格は対照的らしく…。学師が懐かしそうに少年時代を振り返ってくれました。「小さい頃から兄(謙一)はすごく人懐っこかった。厩舎に入っていって、G1馬を触らせてもらって、厩務員さんに“たてがみを下さい”って。それをジップロックに入れて大切にしていた。僕は引っ込み思案で。性格が全然違いましたね」。謙一Jが部屋に武豊Jのポスターを貼っていたのは有名な話。脇目も振らず、ジョッキー一直線だった兄とは違って、弟・学師は「馬やジョッキーのポスター?まったく貼っていませんでした」と苦笑い。競馬にそれほど興味がなかったそうだ。

 「サッカーとか野球をやりたかった。父(池添兼師)が言うから乗馬をやった、という感じで…」。それでも、学生時代は強豪といわれる明治大学の馬術部でキャプテンを務め、今や2年連続でダービー出走をかなえるほどのトップトレーナー。「今思えば、この道で良かった」と笑う。

 トレーナーはもうひとつの縁にも感慨深げ。馬主の名古屋友豊とは深い関係を築いてきた。「オーナーには開業の時からお世話になって。ボンセルヴィーソで重賞を勝てなくて悔しい思いをしたけど、プラダリアで勝てて良かった」。重賞で2着3回があるボンセルヴィーソだが、G1は16年朝日杯FS、17年NHKマイルCと参戦してともに3着だった。また、同馬主のグランレイも19年朝日杯FSで3着。プラダリアの青葉賞制覇で、師の肩の荷も少し下りたことだろう。

 そこで、POGファンにプチ情報を-。「プラダリアのひとつ下(2歳馬)がエピファネイア産駒で、コレがいいんですよ。プラダリアは遅いデビューと思っていたから、この時期の完成度でいえば、このエピファネイア産駒の方が上」。もちろん、オーナーは名古屋友豊。グランデサラス(牡)という馬名を覚えていて損はないでしょう。(デイリースポーツ・井上達也)

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