ケイバ熱盛ブログ「ドッキドキ♡の初○○○」(12月2日)
タイトルに釣られて開いてしまった方、お疲れさまです。最近、男梅サワーを浴びるように飲んでいる長崎でございます。
今週はチャンピオンズC。白毛のアイドル・ソダシのダート初挑戦が話題になっていますね。一族の活躍を見るにダートは全くもって大丈夫。それどころか芝以上のパフォーマンスを披露してくれる可能性もあります。
ただ、ふと思い出したことがありました。NHKマイルC覇者カレンブラックヒルが、初めてダートに挑んだ2013年フェブラリーSです。
「走りからも大丈夫」「スピードの絶対値の高さでクリアできる」「むしろダートの方がもっとすごいのでは」-当時は総じてポジティブなコメントが並びましたが、果たしてどうだったか。
1番人気に推されながら、まさかのブービー15着に終わりました。
スタート直前にゲートへ突進→後ろに下がった際に扉が開く→挽回しようと好位に進出→最後は余力なし。…当時の紙面にも「敗因はスタート」とありましたが、ドカ負けには別の理由もありました。
「周りがムッキムキの馬だらけで、完全にビビっていた」
これは後日、カレンの厩舎の助手さんから聞いた話。もはや芝とか砂とか以前の問題で、精神的に萎縮していたというわけです。
うら若き3歳牝馬ソダシの場合はどうか。ゴリマッチョな砂専科の男馬に囲まれたら、ちょっとメンタルが危ない……なんて気も。それがなくとも人気があり過ぎてオッズ的うま味がない馬。ソダシファンには申し訳ないのですが、現時点では外して買うつもりです。
狙いは中京ダート3戦3勝のオーヴェルニュ。福永も今回騎乗する騎手の中では、同競馬場のダート千八で勝率2位(20・7%=コースを改修した2012年以降)の実績を誇ります。チュウワを相手筆頭に、あとは前走V馬などを絡めようかと。