ケイバ熱盛ブログ「糸」(11月27日)
こんにちは、栗東・山本です。2021年も残すことあと1カ月ちょいということに驚いております。もうすぐ競馬記者になって3年目。ちゃんと成長できているかな…。
さて、今秋のG1シリーズ。どうやらネットで話題になっているものがあるようなんです。それはほとんどの勝ち馬に「イト」が入っているということ。振り返ってみましょう。
スプリンターズS ピクシーナ「イト」
秋華賞 アカ「イト」リノムスメ
菊花賞 タ「イト」ルホルダー
天皇賞・秋 エフフォーリア
エリザベス女王杯 アカイ「イト」
マイルCS グランアレグリア
「イト」がつく馬がいなかったマイルCSはどうしようもないにせよ、ここまで6レース中4レースで「イト」が制しています(あれ?天皇賞・秋でペルシアンナ「イト」を◎にしたような…)。
今週末はジャパンC。出走馬を見ると、ム「イト」オブリガードがいるではありませんか。
ゲートインは1枠1番。16~18年で3連覇を果たし、14年はジャスタウェイが3番人気で2着、19年にはカレンブーケドールが5番人気で2着。そうそう、11年には14番人気のジャガーメイルが3着に入った枠番でもあります。この上ない絶好枠に、運命の糸に導かれるように入りました。
近走は大敗続きですが超スローペースや渋った馬場、適性距離外で使われたもの。G1のペース、良馬場、得意の左回り2400メートルの今回は見直せるはずです。
柴原助手が「いつも通り状態はいい。前回はブリンカーを着けて良かったので今回も着用します」と話すように、ブリンカー効果もある様子。「いい枠ですし、あとはジョッキーに任せるだけ」。ベテラン柴田善臣騎手にエスコートされ、「イト」継続となるでしょうか。