ケイバ熱盛ブログ「忘れちゃいけない、あの重賞馬」(9月23日)

 どうも。先日、たまたまテレビで見た映画「陰陽師(01年)」を見て、陰陽道(日本の風水)に興味津々の刀根です。さすがにCGなどは今見るとショボく感じてしまいますが、野村萬斎が演じる阿部晴明のかっこよさは放映から20年たっても変わりありませんね。

 さて、今回は忘れちゃいけない重賞馬の現状をお伝えします。それはデビュー2連勝で20年京成杯を制したクリスタルブラック(牡4歳、美浦・高橋文)です。昨年の皐月賞16着後に右前屈腱炎を発症し、福島県・競走馬リハビリテーションセンター(常磐支所)で休養していましたが、ようやく美浦近郊の牧場に移動させる見込みが立ったようです。

 さすがにすぐ実戦に使えるわけではなく、順調に乗り込めたとしても復帰は来春以降になりそう。それでも、生まれ持ったポテンシャルの高さに高橋文師は感心しきりです。「普通だったら、これだけ長く休んだら筋肉が落ちて体形が崩れてしまう。それなのに、あの馬は全く崩れない。やっぱりすごい馬だよ」。新馬戦と京成杯で見せた豪脚再び-。大器が無事に復帰できる日を今から心待ちにしましょう。

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