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ケイバ熱盛ブログ「札幌開催開幕。最も気になる、あの話」(6月11日)

 札幌滞在も2週目に突入した栗東・井上です。何しろ緊急事態宣言中ですからね。外出も会食も御法度。仕方がない。それは分かってるんやけど…。変化のないホテル~競馬場往復の毎日にイライラが募っています。みなさん、もうひと息です。頑張りましょう。

 イライラ解消の特効薬は馬券的中です。個人的には取材をした札幌のレースを思いっきり買うつもり。ただ、普通に予想しても当たりませんよ。今年の札幌開催は例年より約2カ月も早いワケですから。芝のレースは馬場状態をどう読み解くかが最大のポイント。それさえ分かれば勝ち組です。

 競馬場取材では、芝コースで追い切ったジョッキーに感触を聞きました。「クッションが利いていて乗りやすい」という意見が大半ですが、草丈に関しては「短い気がする」「例年と変わらない」とさまざま。ワタクシの感想としては、「スタンドから見下ろすと風になびいてない気が…。短いのかな?」といったところです。

 専門家に聞くのが一番ですね。JRA札幌馬場担当の小畑篤史さんが対応してくれました。

 -例年よりも約2カ月早い開催になりました。

 「札幌は例年だと7月半ばから馬が入厩。冬場は雪でメンテナンスができないので、4、5、6月で開催の準備を行います。今年は5月末の入厩ですから、4月から5月半ばの約1カ月半で終えなければいけなかった。立て込んで大変でしたよ(笑)」

 -時期が早くなると、芝の生育がどうなのか?と不安に思いますが。

 「洋芝は気温15度から25度で生育するんです。ここ2週間ほどは気温が高くなったので、一気に伸びて間に合った。草丈12~16センチは昨年と同じです」

 -発表されたクッション値が7・6。ジョッキーからはクッションが利いていると聞きました。

 「晴れの日が多いので散水によって調整しています。東京や中京のクッション値が10前後なので、先週までそこで騎乗していたジョッキーたちは、より“クッションが利く”と思うでしょうね」

 -クッション値は昨年9月11日から発表されるようになりました。そのため、昨年の札幌と比べることができない。

 「昨年の札幌に関しては発表していないだけで、データを持っていました。昨年も今年もほぼ同じ数字です」

 -札幌は他場に比べるとクッション値が低い。馬場が柔らかい、すなわち時計がかかるという理解でいいのでしょうか。

 「他場に比べると時計がかかりやすいと思います。ただ、札幌の開幕週に重賞が行われるのは異例。札幌1200メートルのレコードが1分7秒5。強い馬が出ればそれだけ時計は速くなるので、函館スプリントSはレコードが出ても不思議ではない。何とも言えませんが…」

 丁寧に解説をしていただきました。もう馬券は当たったようなものです。時期が前倒しになっても、開幕週に関していえば、例年通り、ということでしょう。さて、馬場を加味して予想した函館スプリントSの◎は-。デイリースポーツでご確認下さい。

 補足ですが、開催時期が早くなったリスクはありそうです。開催の準備期間が1カ月半と少なかったことから、「芝の根付きがどうなのか、分からない」とのこと。今週、来週の芝状態は良好でしょう。ただ、開催が進み、雨が降ると一気に悪くなるのでは?とワタクシは感じます。

 オリンピック対策として、例年とは施行時期が変わった今年の北海道シリーズ。国(政治?)に振り回された感はあるものの、全ては無事に開催を行うため。裏方さんの努力、対策、工夫に敬意を表したいと思います。

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