ケイバ熱盛ブログ「惜敗続きにピリオド」(5月9日)
こんにちは、土曜に引き続き中京競馬場から栗東・山本です。紙面のコラムで推奨した中京6Rシャークスポットが12番人気で2着に好走してくれたので、名古屋メシを食べて帰ろう…と思いましたが、コロナ禍でそれはできない状況。来週の馬券代として置いときましょう。
さてこのタイトル、重賞だけでなく、平場のレースから競馬をたしなむ紳士の皆さまなら、このタイトルが何の馬のことか分かるかもしれません。
…その通り。中京3Rを制したメイショウキリモンのことです。ここまで8戦連続で2着。きょうも2着ならば、1976年のタカヨシピットのJRA記録に並ぶところでした。
戦前から団野騎手は「毎回いい競馬をしていますし、そろそろ勝ってほしいんですが…」と話していただけに、レース後には「遅かったです。時間がかかりましたね。まだ最後までハミを取らなかったりと集中し切れなかったですが、その中で勝ち切れたのは良かったです。記録のことは知っていましたけど、いい記録ではありませんから」とホッとした表情を浮かべていました。
これまで団野騎手が騎乗する際は先行することが多かったですが、今回は後方から脚を長く使う形で勝利。「以前、ユタカさんが後ろから乗っていた時がいいなと思ったので、それをイメージして乗りました」と、レジェンドの騎乗がヒントになった様子でした。
ちなみに、新潟6Rではレッドレビンが勝利。3走前まで8走連続3着が続いていた馬でした。きょうは何かそういう日だったのかもしれませんね。
どうでもいいですが、中京3R、新潟6Rともに2着馬の単勝で勝負していた私。どちらも一度かわされてからも差し返そうしていただけに…。このやるせなさをNHKマイルCにぶつけて痛い目を見た山本でした。