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ケイバ熱盛ブログ「父と子」(4月30日)

 つい先日、息子が18歳になりました。月日の流れに驚いてばかりの栗東・井上です。

 「孫ができたわ」。「娘が結婚してなぁ」。最近は栗東トレセンで助手さんからそんな報告を聞くことが多くなりました。ワタクシがトレセン取材を始めたのが26年前のこと。当時、毎週水曜は助手さんの家で夜ご飯をごちそうになり、3歳や5歳の子供たちと遊んだりしていました。“結婚?えっ?あのポケモンカードで遊んでた子が?”と驚くのも当然。歳を取ったものですね。

 先週日曜の新潟5Rでハイラブハンターが勝利。西谷凜Jが待望のJRA初勝利を挙げました。ルーキーでは一番遅いVでしたが、多くの苦い経験をした分、これからの伸びしろが楽しみです。ワタクシの息子と同じ18歳ですが、02年生まれの凜クンは学年がひとつ上。彼が小学生ぐらいの時によく競馬場で見掛けたので、まさに“あの子がジョッキーか、大きくなったなぁ”と…。思わず、父親の目線で見てしまいます。

 父・西谷誠Jはどんな気持ちだったのでしょう。お祝いの言葉を掛けると、「いや~、良かったわ~。今週は勝てるかな、今週は勝てるかな、ってハラハラしていたから。応援してくれる馬主さんも喜んでくれていてね。ホント、良かった」と笑みがこぼれます。お父さんの表情ですね。

 勝った、負けたを競うのが競馬ですが、レースが終わったあとの検量室には違った空気が流れます。「幸先輩がいろいろと熱心に教えてくれたりね。(福永)ユーイチはゲートを細かく指導してくれるし、(川田)将雅もパトロールビデオを見ながら説明してくれる。周りのジョッキーが気に掛けてくれて、ありがたいよ」と誠J。栗東トレセンでは、スマホを持った新人騎手が「先週のこのレース、どこが悪かったのか教えてください」と先輩騎手にお願いする姿をよく目にします。

 数年後にはライバルになるであろう若手を、先輩が育てる。そんな光景にこちらもホッコリします。

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