ケイバ熱盛ブログ「おもしろくないG1回顧録⑭」(4月19日)
どうも、面白くない記者の小林です。まずはどうでもいい記者の予想結果から。1着○エフフォーリア、2着△タイトルホルダー、3着△ステラヴェローチェ。すみません。外れました。本当に恥ずかしい。センスなさ過ぎです。
すべて後付けの言い訳だと思って読んでください。エフフォーリアを本命にしなかったのは、トリッキーな中山コースに加え、天気予報から馬場はかなり悪くなるだろうと予測したから。そこで◎をダノンザキッドにした。結果は15着。ズルズルと後退するダノンザキッドの姿を最後まで見られませんでした。
一方で、勝ったエフフォーリアは強かった。内からロスのない立ち回りをしたとはいえ、2着タイトルホルダーに3馬身差の圧勝。抜け出す時の脚は速く、先頭に立ってからも余裕すら感じられた。V時計2分0秒6は特筆するものではないが、馬場状態を踏まえると悪くはない。何よりも評価したいのはレースぶり。自在の脚質は今後の大きな武器となるでしょう。
ちなみに、皐月賞を3馬身差以上の差をつけて勝った馬(84年のグレード制導入以降)は85年ミホシンザン(5馬身)、94年ナリタブライアン(3馬身半)、11年オルフェーヴル(3馬身)の3頭しかいない。ナリタブライアンとオルフェーヴルは3冠馬で、ミホシンザンは皐月賞と菊花賞の2冠を制しましたが、ダービーは骨折していて出走できなかった。つまりクラシックでは2戦2勝。一つのデータだけを切り取った考え方ではあるが、エフフォーリアは3冠馬になる可能性を十分に秘めています。勝ち馬に無限の可能性を感じた今年の皐月賞でした。
〈おまけ〉うなだれながら中山競馬場で原稿を執筆していたら、ベルトのバックルが外れるアクシデントが発生。外れるのは馬券だけにしてくれと思い、情けない気持ちになった。
【皐月賞】(買い目はレース当日のデイリー紙面に掲載)
〈馬連〉
8-7 4000円
8-1・3・5・13 各1500円
購入額 1万円
払戻金 0円
【G1回顧録トータル収支】
マイナス27100円